体型診断とは?
全身のシルエットのバランスを確認します
顔パーツ診断、パーソナルカラー診断と合わせて行う外見診断のひとつが体型診断です。体型診断は、スリーサイズを測るものではなく、肩幅・ウエスト幅・ヒップ幅・太もも幅の比率を計算することでバランスを算出する診断方法です。正面からの診断に合わせて、胸・ウエスト・ヒップの厚みの比率を計算して出すサイドからの診断も合わせます。相対的なバランスを見ることで、相性のよいスタイリングのシルエットを導き出すことができます。
この体型診断では、洋服を構成する3つの要素のうち、素材と形について知ることができます。
結果は4タイプ
X型・・・肩幅と腰幅の均整が取れ、ウエストのくびれた体型。メリハリのある体型を活かしたシルエットが似合うので、タイトなシルエットやウエストマークさせたスタイリングがお似合いになります。首まわりはすっきりさせると好バランスです。
V型・・・肩幅が腰幅よりも広く、ウエストのくびれが目立ちづらい体型。下半身に比べて上半身に重心がある逆三角形の体型なので、お洋服は下半身にボリュームを持たせたり、首元をすっきりとさせたスタイリングにするとバランスが取れます。
A型・・・肩幅より腰幅の方が広く、ウエストのくびれが目立ちづらい体型。上半身に比べて下半身に重心がある三角形型なので、お洋服はふんわりとしたシルエットのものを選んだり、首元はつまったデザインを選ぶとバランスが取れます。
I型・・・肩幅と腰幅が同程度、ウエストのくびれが目立ちづらい体型。I型には2タイプあり、肩幅・ウエスト幅・腰幅がいずれも狭い細身のタイプと、いずれも大きめの寸胴タイプに分かれます。お洋服は上半身、下半身のどちらかにボリュームを持たせたスタイリングか、体型のシルエット同様Iラインにまとめた着こなしがお似合いになります。
上記のように4タイプに分類します。また、アドバイスする際には、正面からとサイドから2方向からの診断になりますので、ポイントとすべき点の重要度は変わってきます。
雑誌などで特集が組まれる体型カバーも、人によっては実はカバーになってなかったりすることも。体型カバーがうまくいってないスタイリングは、気になるポイントをカバーできて素敵に見えるどころか、“体型カバーがしたいスタイリング”に見えてしまい、逆に強調してしまっていることもあります。この体型診断では、それぞれの体型に合ったスタイルがわかります。*この体型診断は、触って診断するものではありません。身体の比率を計測し、体型のバランスを算出するものです。
服装探偵saki* プロフィール